このところネットを徘徊していると、なぜか「二郎」について書かれた記事を目にすることが妙に多いのです(自分の巡回ルートでは)。
■そろそろ武蔵小杉のラーメン二郎のヤバさについて一言言っとくか - E.L.H. Electric Lover Hinagiku ■じゃあ、俺は三田二郎を語るぜ! - pal-9999の日記 ■急に二郎語りが流行ってるけど、本店を舐めてはいけない - novtan別館 ■元現役生として、一言SFCの二郎環境について言っておく - 埋立地の記憶出張版 自分が気づいてないだけで、たぶんこの他にもあるんじゃないかと。 って、いきなり「二郎」と言われても何のことやら全然わかんない方もいらっしゃるでしょうね。 知らない人は全く知らないが、知ってる人は知りすぎるほど知っている。それが二郎クオリティ。 まぁ簡単にご説明しますと、これは要するに「ラーメン二郎」というラーメン屋さんのことなんですね。 が、ここで「なーんだ。ただのラーメン屋かー」と思ったあなたは甘い。甘すぎるよ! 二郎を普通のラーメンと思ってはイケナイ。 まず第一に、ありえないほどの大盛り。 「小」を頼んでも通常のラーメン屋さんの大盛り以上はある。 そして麺が太い。 うどんかよ!って言いたくなるほど太い。 さらに言うと「濃い」。 味が濃いというのはもちろん、脂から店の雰囲気から、全てが過剰なほど濃いのですよ。もはやその濃さは常識的なレベルではなく、常連さんからは「二郎はラーメンじゃない。『二郎』という食べ物の1ジャンルだ」という名言まで聞かれる始末。 どうでしょう?二郎のことが少しはおわかりいただけたでしょうか? あなたが想像したものを、さらに100倍くらい濃くしたものが実際の二郎の姿だと思っていただければおおむね真実になります。 写真だとこんな感じ↓ このくらいむちゃくちゃなラーメンですので、受け付けない方は徹底的に駄目だと思いますが、逆に好きな人にとっては堪えられない代物なわけで。 そうした二郎フリークは「ジロリアン」と呼ばれ、蔑まれて(?)いるのですね。 で、この二郎の本店が東京・三田にあるのですよ。 三田と言えばご存知の通り、慶応大学の本拠地。 というわけで慶大生、もしくは卒業生に「二郎って知ってます?」と聞くと、たいがいは「ああ!」と遠い目をしながら頷いてくれるわけです。 ここでいきなり話は飛ぶわけですが、社会人になると取引先やお客さんとの会話の中で、出身大学とかの話になることがあるわけですよ。 そういうときに例えば相手が慶応の卒業生だと判明したら、どういうリアクションを返すべきだと思います? 世間的には慶応って言えばお坊ちゃま・お嬢様の大学というか、上品な家庭の子女が通う大学というイメージが通り相場です。 あとは名門大学ってことで頭良さそうって言うか。 じゃあそのイメージをそのまま慶大卒業生にぶつけたところで、相手は心を開いてはくれないんですね。 何しろいろんな人からそういうイメージで見られてるでしょうから、「ああ、またか」みたいなパターン通りの返答が返ってくるのが関の山というか。 でもそういうときに、「慶応出てるってことは、やっぱりジロリアンなんスか?w」とか意表を突いたツッコミをしてみると、結構な確率で良い反応が返ってくるのですよ。 やっぱり学生時代に食べたものの思い出は強く残りますものね。 こうした、その大学の(近くにある)名物飲食店っていうのは何も慶応だけじゃなく、他にも沢山ありますよね。 例えば慶応と並び称される私学の雄・早稲田大学であれば「メルシー」というラーメン屋さんが有名です。 こちらは二郎みたいに(いろいろな意味で)スゴイお店ではなくごく普通のラーメン店。 というわけで、ラーメン早慶戦は慶応の勝利ですなw 他に茄子彦が知ってるのだと、立教大学の近くにある定食屋「老月」(今はなくなっちゃったらしいですが……)、一橋なら「スタ丼」(スタミナ丼という豚肉炒めの乗った丼物のお店。大盛りで有名)、明治だと「キッチンカロリー」や「キッチン南海」あたりが定番の感じ(御茶ノ水なので他にもあると思いますが)。 あと忘れちゃいけないのが日大一高の近くにある「亀戸餃子」。 一高卒業生に亀戸餃子の話をすると、目を輝かせて喜びます(自分の経験では)。 他にもありますが、あんまりズラズラ書いてもしょうがないのでこの辺で。 って何でこんなに知ってるかというと、別に仕事上の会話のネタ探しに見つけたわけじゃなく、このテのB級グルメスポットが好きだからなのですねw 受験生の皆様は、受験勉強の合間に志望校の近くの飲食店にでも行って、その学校の生徒気分を味わってみるのも楽しいかもしれません。 【2008年4月29日 東京コスプレキャラクターショウ in TFT】 ちょっと前に撮らせていただいた写真を今さら載せてみる企画・第二弾ー! というわけで今日はまたしても1ヶ月以上前のお写真なんぞ掲載してみます。 モデルは紅雲さん。 上の文章で受験生云々と申しましたが、紅雲さんも今年受験だそうで、しばらくイベント参加をお休みなさるとのこと。 すごい可愛くて素敵な方なので、お会いできないのはキモカメ茄子彦的には寂しいかぎりなのですが、受験が大切なのも事実。 希望の大学に合格なさることを祈っております。 合格の暁にはまたイベントにお越しくださいね。 紅雲 さま
by nasuhiko
| 2008-06-06 00:28
| Food/Drink
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このブログの管理人について
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茄子彦(なすひこ) ■連絡先(Email): nasuhikoアットマークgmail.com ■Twitter:nasuhiko_ ■COSPLAYERS ARCHIVE:204171 ●茄子の本棚 ↑茄子彦の読んだ本とかの紹介。思いついたときにドバッと更新してるので抜けが多いです。 以前の記事
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